行きは良い良い、帰りは怖い...。
ではなかったです、心地良い疲労感を味わえました。

前日に37.0度まで熱が上がり大発作を起こさないで今日を迎えられるように、決意は書いたけど勉強はできませんでした(T-T)
それでも36.8度までしか下がらず...平熱が35度台なので、他人から見ればこれっぽっちのことが私には不安なのです。

ピッピッピッ...っと鳴った電子体温計を恐る恐る見ると35.4度!
よしっ、これなら行ける(-_-) 
今日はもう熱を計らないぞと、ヤマ賭けた過去問を家を出るギリギリまでやって地下鉄駅へ。

1時間早く試験会場に着き、バイトにではなく試験監督に直接お願いをしました。
一見して健常者の私は、付き添いだと思われたとか(^-^;
障害者とは「身体」障害者を、一般人はきっと指すのでしょうね。

障害者手帳を提示し発作が起きた場合は、他の受験生の邪魔にならないよう身体を横に向けて自発呼吸だけさせてくれと頼みました。

試験官は、しきりに「受験申込時に(障害者であることを)申告したか」にこだわっていましたが「受験資格にも欠格事項にもないので、報告義務はないはずです」でスルーしました。 
ごめんなさい、家族にもナイショの受験なんです m(_ _)m

別室にはならなかったものの順番通りの受験番号シールを剥がされ、同じ会場の最後列に貼り替えられました。
(真後ろに試験官いるしぃ)

彼等にとっては私に配慮したこの行為が、障害者本人にはどう映るんだろう...とはチョッチ思いましたが、机の場所が変わったくらいで落ちた言い訳になんかならない!と素直に従いました。
私も他人に迷惑をかけるのだけは、絶対に避けたいと望むから。

試験後お礼を言って教室を出ると会場になった大学の法学部校舎には、いろんなゼミの勧誘ビラがありました。

イイな...大学行きたかったな、って。
公立の商業高校でさえ学費や定期代も自分でバイトしてようやく卒業したのに、修学旅行も学年で私一人だけお金がなくて行けなかったのに、帰りの地下鉄駅ホームで涙が止まらなかった。

でも、負けないっ!!
「てんかん」であることを隠して就活せざるを得ない同じ患者のためにも、国家資格を取って自宅で自分のペースで働けることを私が何年かかってもきっと証明してみせる!
 

コメント

nophoto
六根清浄
2007年10月24日16:42

PC迷惑メ−ル防御の仕方教えてもらいありがとうございます。
私も大学行きたかったけど頭もお金も無かったので・・笑。
しえら姉さん凄いですね、法律の勉強されているのですね。
成せば成る、誇りに思います。私は施設の人の傍にいられて幸せ
です。

しえら姉
しえら姉
2007年10月27日13:27

六法全書には「愛」は載っていないけれども、私達の周りには溢れているのかもしれませんね?
私はスゴくなんかないです、ただ死ぬまで勉強だけは続けていきたいだけなんです(^-^;